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あつい!!

     人気が急上昇のマレーシアシャクナゲ
           花言葉「また会える日を信じて」

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 「暦の上では、もう〇〇です。」、とのコメントを時々耳にするものの、8月7日の今年の“立秋”の時には、これが少なかった様な気がします。西日本を中心に猛暑の日が続き、さすがに、「秋が来ました。」とは言い辛かったかも知れません。
 当地でも7月18日の梅雨開け以降30℃を越える日が続き、雨は、ほとんど降りません。『夢ガーデン』の花達は暑さに喘いでいます。水平線の無い瀬戸内海に、一列に並んだ様に見える島影から陽が登り始めるのは、今の時期、午前5時半頃です。晴れた日には2時間を過ぎると涼やかな朝は通り過ぎ、昼間の暑さがジリジリと押し寄せ始めます。陽が竹林に隠れる午後5時頃までは、屋外での作業は「出来ない」のでは無く、「するのが怖い」状態で、今の時期は“大暑”を延長した方が良いかと思います。

日の出1 日の出2
日の出3
 
 元々中国から渡って来た二十四節気は、日本の季節の移ろいと少しズレていますが、全て漢字二字で表す季節の言葉は、四季のある国ではのもの、と思います。当てられる漢字もいい。立秋の英訳は、beginning of autum との事で、逆に訳せば“始秋”になり、単に時間的区切りの意味合いが濃く面白味がありません。ところが、これを“立秋”と呼べば、今まで臥していた秋が、ゆっくり起き立ち上がり、風に涼しさを忍び込ませ、花木に交代を告げ、虫の音色まで変えていく.....動きが出てきます。

 今年の8月は、リオ、オリンピック/パラリンピックで世界中のスポーツ選手がメダルを争っています。その為、TVではレギュラー番組を組み替えてオリンピック関連の番組に当てているのが目立ちます。特にNHKのBS1では24時間LIVEと録画を放映しています。高い放映権料をペイする為に放映するのか、こんなにも長時間放映するので放映権料が高くなるのか判りません。

 そして、8月のスポーツと言えば、全国高校野球選手権大会、甲子園でしょう。長く購読している朝日新聞は、この大会を高校野球連盟と一緒に主催しているので、試合結果や“青春の汗と涙”をベースにした関連記事に、かなりのスペースを割いています。そんな新聞を、「スポーツ紙取っていたかと錯覚し」と川柳が皮肉っているのが面白い。でも球児達の8月は――やはり熱い。

 しかし、ヒロシマ、ナガサキ、そして玉音放送があった71年前の8月は、悔しく悲しい。同じ新聞にこんな投書がありました。沖縄戦の悲惨な状況を聞いた後、「一人一人に大切な人がいて、誰かにとっての大切な人」であった戦争犠牲者に思いをはせ、「残酷なできごとも風化しないように次の世代に伝える義務がある。」と、18才の女子高校生が言い切っていました。投稿した彼女の平和への思いは熱い。この熱さを、現実が冷まさせない様にするのが「今の世代の義務」かも知れません。
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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

reborndreamgarden

Author:reborndreamgarden
2010年山口県岩国市へUターンし、荒廃した田畑を夢のあるGardenに再生(REBORN)しようと思っている団塊世代の夫婦です。(ちなみに私たち夫婦は同い年です。)

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